代表者プロフィール

大学を卒業後に就職した会社では、経理部に配属され請求書や仕訳入力、決算などをやっておりました。製粉会社だったのですが、私の担当していたのは何と畜産部門。子牛を買ってきて2年ぐらい飼育した後、肉用牛として販売する部門です。小麦粉の製造過程で生まれる副産物が牛の餌になるらしく、そんな部門がありました。

その原価計算が面白くて、エサ代なんかが1頭1頭の牛に配賦されていくんですね。決算のときには、棚卸をします。もちろん牛を数えに牧場に行くんです。1頭でも居なかったら大変ですから（笑）そして決算書に棚卸資産としての「牛」が載ってくるわけです。

現場と経理のつながりを身をもって体験して、会計について興味を持ったのが税理士を目指したきっかけですね。あとは、時々やってくる公認会計士さんや税理士さんの仕事ぶりを見ていて「先生」と呼ばれる職種に憧れを持ったのも事実です（笑）

会計事務所への転職後は、新規設立法人さんのサポートを重点的にやってきました。正直、初めての人と会ってお話しするのは苦手な私でしたが、すぐに慣れました。なぜなら、その事務所は新設法人さんの問い合わせが月に何件も入り、何度も何度も対応できる環境にあったからですね。

事業のスタートから関与できるというのは、とても面白いです。社長には将来ビジョンがあって、その実現に向けて本業に専念して頂く、私はその裏方として社長をサポートしていました。今はそんなお客さまも9期目、10期目に入りつつあります。

事業のスタートアップ期から気軽に相談できる税理士「0から付き合う税理士」をコンセプトに今後も皆さまのサポートをしていきます。